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2019/11/3 “Takashi Nakazato Latin Percussion School Live Vol.12”

2019/11/3(日) 
"Takashi Nakazato Latin Percussion School Vol.12"
@新宿御苑サントーサガーデン(旧パペラ)
Guest Player:
島田直道(Trombone)
富山渡(Trumpet)
まきかずひこ(Piano)
城戸英行(Bass)
すずきあゆみ(Vib)
中里たかしさんのパーカッションスクールの生徒さんたちのライブでした。
よくあるように発表会ではなく“ライブ”という形で毎年行われ今年で12回目。
僕はそのうち半分くらい参加させてもらっているのでしょうか…?
ラテン音楽を始めたての頃からこの中里さんのパーカッションスクールの諸所イベントなどに参加したりさせてもらい、生徒さんたち同様に様々なことを教えてもらっているのである意味同じような目線で参加させてもらっています。
近年は、毎年参加しているので皆さんの様子もわかり楽しくやらせもらっています。
毎年参加されている生徒さん、今年始めてお会いした生徒さんといらっしゃいますが今年は特によい感じのライブだったんじゃないかなーと思います!
来年も皆様の進歩が楽しみです。
また来年呼ばれるかはわかりませんがwww

2019/9/29 “TAKASHI NAKAZATO PRESENTS LATIN JAZZ JAM NIGHT VOL.3”

2019/9/29(日)
"TAKASHI NAKAZATO PRESENTS LATIN JAZZ JAM NIGHT VOL.3"
@下北沢Bar Bodeguita
セッションホスト:
中里たかし(Percussion)
島田直道 (Trombone)
まきかずひこ(Piano)
城戸英行(Bass)
中里さん主催のラテンセッションでした。

今回も昼間は大鍋で作ったボデギータのパエリアを食べてから、
中里さんのパーカッションスクールの練習会。
がっつりと時間一杯弾かせてもらいました〜。

からの、夜にセッション。
今回も盛り上がりました〜
初めて来る方も結構いてよい感じのセッションでした。
そして、なんとベーシストもきてくれたので楽できましたwww
ラテンベース入門のBlogを読んでるなんて方も結構いてくれて嬉しい限りです。
ラテンの輪が広がると良いですね〜

やはりボデギータは謎の盛り上がる雰囲気があって楽しいところです。
ということで、ボデギータで今週末10/4(金)には僕のライブもありますのでそちらもぜひご予定を〜

2019/9/18(水)Latin Session

2019/9/18(水)
"Latin Session"
@関内Megusta
鹿島美和(Piano)
城戸英行(Bass)
平野竜弥(Percussion)
少し久しぶりにホストで参加させてもらいました。
関内Megustaでのラテンセッション。
今日はベーシストもいたので程よくパーカッションを叩いたり、はたまた持ってきていたトレスを弾かせてもらったりとで楽しいセッションとなりました~!
パーカッショニストが少なかったのでゆったり目の曲も多くてまったりと演奏できました。
今日ご一緒した鹿島美和ちゃんとは来月。
10/12(土)にファンキーなライブがあります。
激熱必須なライブなのでぜひご予定頂ければと!

ラテンベース入門 その24「Danzónのベース その2」

引き続きDanzón(ダンソン)について書いていきたいと思います。

Danzon de Nuevo Ritmo(ダンソン・デ・ヌエボ・リトモ)

前回の記事で書いたDanzón(ダンソン)の曲構成
A.パセオ(Paseo)
B.Fluteによるテーマ演奏
A.パセオ(Paseo)をもう一度演奏
C.Violinによるテーマ演奏
Ending
と記載していましたが、Cのセクションの後にMontuno(モントゥーノ)のセクションが加わってきます。
 
ここはDanzon de Nuevo Ritmo(ダンソン・デ・ヌエボ・リトモ)と呼ばれる後にMambo(マンボ)やCha-Cha-Chá(チャチャチャ)へと発展されるセクションとなります。
このセクションでフルートやヴァイオリン、ピアノがアドリブ演奏をします。

1930年代、Antonio Arcañoのオーケストラのメンバーである、マルチプレイヤーOrestes LópezとベーシストのIsrael“Cachao” Lópezは、Danzón(ダンソン)に新しいセクションを作りました。
このセクションはDanzónde Nuevo Ritmoと呼ばれる新しいスタイルを生み出して、Danzón(ダンソン)に新しい命をもたらしました。
他のセクションとは対照的に、Mamboセクションは、リズミックで多くのシンコペーションを含んだセクションです。
このDanzón(ダンソン)のマンボセクションで使用されるベースラインは後にCha-Cha-Chá(チャチャチャ)の主要なベースラインとなりました。

ということで、このMontuno(モントゥーノ)セクションで弾いていくベースラインについて書いていきます。
Danzónde Nuevo Ritmo(Cha-Cha-Cháの原型)
Danzónde Nuevo RitmoのMontuno(モントゥーノ)セクションで用いられる典型的なベースラインの一つです。
前述の通りCha-Cha-Chá(チャチャチャ)と同型のベースラインとなっています。
後にこのセクションのリズムだけを用いてCha-Cha-Cha(チャチャチャ)が誕生するわけです。

Mambo(マンボ)の誕生

1940年代にはDamaso Peréz Pradoが、Danzón(ダンソン), Son(ソン), そしてアメリカのビックバンドの影響を受けた新しい音楽”Mambo(マンボ)”が誕生しました。
 Mambo(マンボ)は、1950年代にアメリカ特にニューヨークで成功を収めました。
 Mambo(マンボ)は、アップテンポなホーンが主体となるダンスミュージックです。
Danzónde Nuevo Ritmo(Mamboのパターン)
ベーシストはSon(ソン)の基本的なベースラインを用いていましたが音価を短く弾かれています。

Cha-Cha-Chá(チャチャチャ)の誕生

1953年にヴァイオリニストのEnrique JorinがDanzón(ダンソン)を発展させ作り上げたのがCha-Cha-Chá(チャチャチャ)です。
Cha-Cha-Chá(チャチャチャ)はシンコペーションが少ないので、
ダンスもあまり複雑でなくて、踊りやすいダンススタイルとして人気となりました。
以前の記事にたっぷり紹介しているのでそちらも参照してください。
Danzónde Nuevo Ritmo(Cha-Cha-Cháのパターン)
Cha-Cha-Chá(チャチャチャ)の基本的なベースラインはDanzón(ダンソン)のマンボセクションが元になっています。
ですので、そのマンボスタイルと同じように音価を短くして演奏しましょう。
ということで、Danzón(ダンソン)のマンボセクションについて書いてきました。
Danzón(ダンソン)から現代のキューバ音楽の元とMambo(マンボ)やCha-Cha-Chá(チャチャチャ)も派生していできていますので何かと勉強になると思います。

ラテンベース入門 その20 「ちょっとややこしい進行の時の対処法」

Cha-cha-cháやAfro 6/8についてやってきましたが、
また通常のトゥンバオについて書いていきたいと思います。

マンボやサルサなどのベースラインを弾いていて、
少し弾きにくいコード進行のパターンがいくつかあります。
これらのケースによくある弾き方をいくつ紹介していきます。

1.Ⅰ△7-V7でのトゥンバオ

Ⅰ-Ⅴ7-Ⅴ7-Ⅰ
ダメなトゥンバオ
1小節ずつⅠ△7からⅤ7へと進行するコード進行の場合。
普通にRoot−↑5th、次のⅤ7のRootというように弾くと上記の譜例のようにⅠ△7での5thとⅤ7でのRootが同じ音で連続して同じ音を弾くことになってしまい不自然なベースラインになります。
そこで下記のように弾くことが多いです。

①3rd or 7thを弾く

連続した音にならないように3rdもしくは7thを使ってベースラインを作ります。

②V7をツーファイブ(Ⅱm7-Ⅴ7)化する

コード進行中のV7を、Ⅱm7-V7に分割して弾きます。
実際の所、①の方法よりも頻繁に用いられています。
1小節ずつⅡ-Ⅴ化

上記の譜面のように1小節ずつでⅡm7-V7とする

毎小節Ⅱ-Ⅴ化

毎小節Ⅱm7−Ⅴ7にする

実際の曲の例として
Buena Vista Social Clubの"El Cuarto de Tula"の
Coro-Cantaでのベースラインをあげてみます。
コード進行は下記のようになります。
最初に上げた譜例のものとは逆で3〜4小節目がトニック、
リピートした1〜2小節目がⅤ7となり通常のトゥンバオの型で弾くとEの音が連続してしまいます。
ということで、この曲ではE7をAm7へのⅡ-Ⅴ7として弾いてます。
マイナーのⅡ-ⅤなのでⅡm7(b5)-V7=Bm7(b5)-E7となります。
El Cuarto de Tula 1:43〜
動画の"El Cuarto de Tula"の1:43〜からのベースラインです。
ほとんど全体を通してベースは1小節ごとのⅡ-Ⅴにして弾いています。

2.1拍ごとでコードがチェンジがあるとき

仮にこんなコード進行でトゥンバオを弾く場合ちょっと対応に困る箇所があります。
3小節目の3,4拍目に1小節ずつのコードチェンジ。
8小節目での1拍ごとに4つのコードとなっている箇所。

2拍ごとでのトゥンバオでしたら、通常のトゥンバオの音型に当てはめてRootを弾けばよいのですが1拍ごとのチェンジだとこれでは対応できません。
この場合下記の2つのパターンで弾くのがよいでしょう。

①シンコペーションせず4分音符で弾く

②8分のシンコペーションで弾く

この2パターンが常套句だと思います。
シンコペーションするかしないかはクラーベとの兼ね合いや、他のコード楽器(ピアノ、ギター、トレスなど)との兼ね合いもありますので意思の疎通が必要かもしれません。
ということで、通常のトゥンバオが弾きにくいコード進行の事例をあげて常套句の弾き方を例示してみました。
他にも色々と弾き方はあると思いますので、色々なラテンの音源を聴いて実際の曲に上手くはまるトゥンバオを研究してみてください。