ぶっちゃけこのラテンベース入門シリーズの読者は、ベーシスト率が非常に低いのでそのような方々に向けて、ベース以外の一般的なラテン音楽に関する知識を学ぶための教則本などを紹介したいと思います。 ベーシストもアンサンブルをする上で楽曲のスタイルや他のパートの知識、ラテン音楽の歴史などを知ることは大切なことです。
サルサ大事典 サルサ・ガイドブック ピアノ&アンサンブル
価格¥6,600
順位595,560位
著Rebeca Mauleon Santana
監修佐藤 研司
翻訳馬場 和子, 冨川 政嗣
発行エー・ティ・エヌ
発売日2009/07/18
まずは「サルサ・ガイドブック」 ラテンを演奏するのに必要な基本的な事が網羅されています。 ラテン音楽の歴史、基本的な各楽器のパターン、クラーベについて、 代表的なラテンアーティストのディスコグラフィーなどなど。 大変参考になるものばかりです。 一部翻訳が?なところもあるので、英語に抵抗がない方は日本語訳のものではなく原著を読んだほうが理解しやすいと思います。
キューバ音楽
価格¥777
順位763,893位
著啓代, 八木, 憲司, 吉田
発行青土社
発売日2001/02/01
八木啓代氏、吉田憲司氏共著の「キューバ音楽」という本です。 こちらはキューバ音楽の歴史などが書かれています。 今あるキューバ音楽は、どのような背景でうまれた音楽なのかが理解できると思います。 巻末では吉田氏による譜例を交えたクラーベや各リズムについての解説もありとても興味深い内容です。 日本にいるとなかなか外の国の音楽のバックグラウンドはこちらから積極的に情報を得ないと理解し難いので、その歴史を学ぶのはラテン音楽に限らずジャズにせよロックにせよ大切なことだと思います。
アフロ・カリビアン・ピアノの探求 101モントゥーノ
アフロ・カリビアン・ピアノの探求 101モントゥーノ 模範演奏2CD付
価格¥5,400
順位378,912位
著Rebecca Mauleon Santana
読み手佐藤 研司
翻訳冨川 政嗣
発行エー・ティー・エヌ
発売日2012/07/10
「101 Montuno」です。 サルサガイドブックと併せてこの本を読んでみるといいと思います。 ピアノのモントゥーノを中心に解説されたものです。 こちらもなかなか翻訳に難ありなので、英語に抵抗がない方は原著を読んでほしいです。 付属の音源はややチープですwww
アフロ・キューバン・リズムで弾く ラテン・ジャズ・ピアノ
価格¥3,850
順位541,560位
著平田 フミト
発行エー・ティー・エヌ
発売日2020/03/10
平田フミトさん著の「ラテン・ジャズ・ピアノ」です。 こちらは数少ない日本語で書かれたラテン音楽の教則本なので是非読んだ見て欲しいです。 これ誰かに貸してそのままになってしまい今、手元にないのですがwww ラテンピアノを演奏する上では大変役に立つと思います。 また、それ以外のパートの人にとっても参考になる事柄が非常に多いと思います。 模範演奏CDには、平田フミトさんのほか、伊藤寛康さん(ベース)、美座良彦さん(ティンバル・ドラムス)、佐藤英樹さん(ボンゴ)、山北健一さん(コンガ)と日本で活躍するお馴染みのラテンミュージシャンが演奏が収録されています。
Decoding Afro-Cuban Jazz: The Music of Chucho Valdes & Irakere
Decoding Afro-Cuban Jazz: The Music of Chucho Valdés & Irakere
価格¥7,000
順位159,429位
作曲Valdes, Chucho
発行Sher Music Co ,U.S.
発売日2019/02/19
近年発売されたものです。 Chucho Valdesの著書ということで期待大でしたが、やはり素晴らしい内容です。 キューバ音楽の歴史、クラーベについて、特徴的なリズムフィギア、各リズムについての解説、BataやRumbaについてなどどれも大変よい内容です。 そして、なんといっても目玉はIRAKEREの楽曲の譜面とその解説。 めちゃくちゃ面白い本です。
マークレヴィン ザ・ジャズ・セオリー
価格¥8,360
順位60,566位
著Mark Levine
翻訳愛川 篤人
発行エー・ティ・エヌ
発売日2005/01/14
ジャズ理論についての本ですが、ラテンについても12章でまるっと13ページほど解説があります。 クラーベとメロディのマッチングのさせかたが主な内容になっていますが、 大変参考になると思います。
「ラテンベース入門 「ラテン音楽を学ぶための本色々」」への1件のフィードバック