コードやスケール等など基礎の音楽理論を理解していくのに重要なのがインターバル(音程)をしっかりと把握することです。 ここでは順番に各インターバルをメジャースケールを元に指板上で把握していきましょう。
インターバルとは
インターバル(音程)とは2音間の距離を示していて、 その測定する単位を"度"としています。 ベースの指板上で各音程の距離を把握していきましょう。
まずは2度のインターバル。 短2度(minor 2nd) または 長2度(Major 2nd) と2つの音程差があります。
短2度(minor 2nd)
基準となる音から半音1つ上の音となるのが短2度の音程です。 指板上でいうと… 同じ弦の1フレット上方 または 隣接する高い方の弦の4フレット下方 に短2度の音程はあります。
基準の音を青い◯ それに対しての短2度の音程をオレンジの□で示しています。 各位置関係を把握してください。
長2度(Major 2nd)
基準となる音から半音2つ=全音1つ上の音となるのが長2度の音程です。 指板上でいうと… 同じ弦の2フレット上方 または 隣接する高い方の弦の3フレット下方 に長2度の音程はあります。
これも基準の音を青い◯ それに対しての長2度の音程をオレンジの□で示しています。 各位置関係を把握してください。
メジャースケール内での2度の音程
メジャースケールは 全音-全音-半音-全音-全音-全音-半音 となりますんで 順に並んだうち2つのは短2度,他は長2度の度数となります。 Cメジャースケールでこれを表記すると、 C-D-E-F-G-A-B-C の中で E-F B-C の2つの音程感の度数が短2度 他は全て長2度となります。
2度のインターバルを用いてメジャースケールの練習
2度のインターバルを用いてメジャースケールの練習です。 3音ずつのグルーピングでのスカラーパターンとなっています。
今度は4音ずつのスカラーパターンです。 これでメジャースケール内の2度のインターバルに慣れていきましょう。
という感じで、今回は2度のインターバルの練習をしてきました。 今後はこのような感じで他のインターバルを毎回紹介していきたいと思います。
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