ラテンベース入門 その17 
「6/8のクラーベについて その2」

前回の記事に続き6/8拍子でのクラーベについて解説していきます。
今回は、6/8拍子のクラーベから派生していった他のクラーベの成り立ちについて解説していきます。

6/8クラーベからソン・クラーベへの成り立ち

現在使われているクラーベのパターンは、アフリカの宗教音楽などで使われていたパターンが原型の一つと言えます。
6/8クラーベ(Bembe Clave)
上記の6/8クラーベ(Bembe Clave)から2つ音を省いたパターンがあります。
Ex.1
Ex.1の省略した6/8クラーベのパターンを2/4拍子のパルスの上に置くとEx.2のようになります。
Ex.2
これを2/4拍子化するとEx.3の通りソン・クラーベとなります。
Ex.3
つまりソン・クラーベ(Son Clave)は6/8拍子のクラーベを2/4拍子化したものなのです。
そして、現在では4/4拍子で表記されることが多いためEx.4のようになります。
Ex.4

6/8クラーベからルンバ・クラーベへの成り立ち

ルンバ・クラーベ(Rumba Clave)もソン・クラーベ(Son Clave)と同じ成り立ちとなります。
Ex.5
これも現在は4/4拍子で表記されることが多くEx.6のように書かれます。
Ex.6
以上からソン・クラーベ(Son Clave)とルンバ・クラーベ(Rumba Clave)いずれも6/8クラーベが元となりできたものというわけです。 
それぞれのクラーベと6/8拍子との親和性が理解できたと思います。


ということで、6/8クラーベからクラーベの成り立ちを解説してきました。
これを理解することは、4/4拍子でのトゥンバオのグルーヴ感を強力にする為にも重要なコンセプトなのです。
これについてはまた書いていこうと思います。

そして、ようやくですが次こそは6/8拍子でのベースラインについて書いていきたいと思います。
ABEMA

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