前回の記事では、同じリズムフィギアを分割する形で音数を増やすアプローチしてきました。 今回はシンコペイトさせていくリズミカルなアプローチを紹介していきます。 これを分割したり、音を繋げたりで変化させていきます。
Cha-cha-cháのリズミカルな発展形実例
まず前回の基本パターン
Ex.1
これに変化を付けていきます。
Ex.2
Ex.1の3拍目と4拍目をシンコペーションさせます。
Ex.3
Ex.2の1拍目からの付点4分音符を分割しています。
Ex.4
Ex.3の1拍目を更に分割しています。
Ex.5
今度は音を繋げます。 Ex.4の1拍目の8分裏と2拍目の頭の8分頭を繋げました。
Ex.6
Ex.5の2拍目の裏からの4分音符を分割しました。
Ex.7
そしてEx.6の4拍目を繋げました。 結果的に8分音符でシンコペーションしていたものが、 4分音符のシンコペーションとなっています。
前回同様にバリエーションを作っていきました。 これらや前回のベースライン、基礎編でのベースラインを1小節ずつ組み合わせた2小節パターンにして順列組み合わせ的な感じで色々入れ替えてベースラインのアプローチを考えてみましょう。
という感じで、 「Cha-cha-chá(チャチャチャ)のベースの発展形その2」 ということで、ベースラインを紹介してきました。 この他にも色々なアプローチの仕方があると思いますので、 様々な音源などを聴いて参考にしていって下さい!
「ラテンベース入門「Cha-cha-cháのベース発展形その2」」への1件のフィードバック