そして、またFeliciano Aragonのやつです。
NG la Bandaでの演奏のベースのコピー譜です。
割と譜面の精度は高いと思います。
収録曲は
La bruja
Los Sitios entero
La Expresiva
Que viva Changó
Todo el mundo e'bueno camará
La protesta de los chivos
El trágico
Échale limón
Santa Palabra
Hice mi papel
Picadillo de soya
Te pongo mal
Un sueño terrible
というようにNg La Bandaの名曲ばかり。
これを先ほどの教則本を勉強しながらやるとめっちゃ発見があると思います。
John Benítez著の教則本「Freedm in the Clave」
はっきり言ってベーシストの書く教則本とは思えぬほどマニアックなリズムトレーニングをネチネチと書いている超良書。
クラーベから独立してリズムを刻むということに特化して書かれています。
ベーシスト版のオラシオ・エルナンデスの教則本みたいな感じですかね。
コピー譜もJohn Benítezがのかっこいい演奏曲が収録されていて良いです。
ラテンのベースラインを…というよりは、クラーベと共にいかに自由に演奏できる土台を作るかということを書いている教則本です。
Kevin Mooreの”Beyond Salsa Bass”シリーズVol.1です。
"For Beginners From Changüi To Son Montuno"といったタイトル通りこれらが順に解説されています。
Clave Neutralでの各種トゥンバオについて、ベース・トゥンバオの歴史、Changüi、Danzon、Big Band、Sonについての解説。
Septeo Naxional,Havana SextreosにおけるTumbao。
ニューヨークでのSonについて、Arsenio RodriguezとSon Montunoについてなどなど非常に興味深い内容ばかりです。
Kevin Mooreの”Beyond Salsa Bass”シリーズVol.2です。
"Beginning to Intermediate Arsenio, Cachao and the Golden Age"というタイトル通り中級者向けとなるでしょうか。
Vol.1を読んでからのほうが理解がしやすいと思います。
Cierreについて、Arsenio Rodriguezの分析、Diabloについて、Cachaoの分析、1950年代のラテン黄金期の音楽の分析といった内容がかなりのボリュームで掲載されています。
Kevin Mooreの”Beyond Salsa Bass”シリーズVol.3です。
"Intermediate Salsa, Songo and the Roots of Latin Jazz"ということで、このあたりの美味しい所がしっかり分析してあります。
めちゃくちゃ分厚く440ページにもなる大作です。
ラテンとジャズの接点、ウォーキングベースとトゥンバオのスイッチについて、ラテン・ジャズ(Dizzy Galespie,Chano Pozo and Mario Bauza)、1950年代のCuban Descarga、
Puerto Rico Salsaについて、Pleanaについて、Bomba(プエルトリカンボンバです)について、ニューヨークサルサについて、1960年代のサルサ、Boogalooについて、
キューバでのサルサの発展について、Timbaという革命について、Songoについてなど。
それぞれの代表アーティストの分析が行われたりとかなり濃くボリューミーな本です。
正直、全部をまだ把握しきれていないのですがとても有意義なものです。