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ベースレッスン「転回音程(Inverting Intervals)」

転回音程(Inverting Intervals)

度数が高くなると音程を数えて探すのが大変になってきます。
でも、この転回音程(Inverting Intervals)を用いると実は半音7つ以上を数える必要はないのです。

例えば基準音がC音として、 長7度の音程(B音)を探す場合…
・同じ弦上の9フレット上方(半音9個上)
というようにも探せますが
・同じ弦上の1フレット下方(半音下)
を探すほうが早いですね。
このように
"1オクターブ内で2音"のいずれか一つを1オクターブ移動することにより生じる音程を"転回音程(Inverting Intervals)"といいます。

転回音程=(9-元の音程)

転回音程は9から元の音程を減算したものとなります。

・転回音程=(9-元の音程)

また長(Major),短(minor),増(augment),減(diminished)
は下記のように変化します。
完全(Perfect)は変化せずそのままです。

長(Major)↔短(minor)

増(augment)↔減(diminished)

完全(Perfect)↔完全(Perfect)

元の音程が
長(Major)ならば、短(minor)
短(minor)ならば、長(Major)
になります。

元の音程が、
増(augment)ならば、減(diminished)
減(diminished)ならば、増(augment)
になります。

元の音程が、
完全4度、完全5度の場合はそのまま完全(Perfect)
となります。
先程例に出した、上記の音程間では、
(9-長7度)=短2度
となります。

ベースのフィンガーボード上では
短2度=同じ弦の1フレット下方の位置となりますので、
C音の1フレット下であるBの音を見つけることができます。

1オクターブ内での転回音程

今までの記事で紹介してきた1オクターブ内での音程の転回音程を紹介してきます。

2度

3度

4度

5度

6度

7度

8度(オクターブ)


それぞれにベースの指板上でも確認してみて下さい。
このように転回音程を利用することで、曲のキーの変更などの負担を軽減することができます。
ABEMA

「トゥンバオを弾けるようになろう講座」単発レッスンのご案内

レッスンは基本的に月額制で定期的な受講をされる方を対象に行っているのですが、ラテンベース入門の記事をご覧になっている方からの要望があったのでストアカの講座で単発のレッスンを設けました。
料金等はリンク先をご覧いただければと思います。
https://www.street-academy.com/myclass/63663

1レッスンが120分と通常より長めの時間になっていますが、この時間内でトゥンバオを確実に弾けるようにしていきます。
Guaracha(ワラチャ)、Mambo(マンボ)、Guajira(ワヒーラ)などサルサやソンでの定番のベースライン(トゥンバオ)の簡単なものを弾けるにしていきます。

継続してのレッスンというよりは、単発で一度トゥンバオのコツとかを聞きたいみたいな方はこちらからぜひ受講いただければと思います。

レッスン日程は随時お互いの予定からご相談という形になります。
こちらの記載ではレッスン場所を荻窪・高円寺としてありますが要望があれば他の場所でも開催可能です。
 (その場合、別途交通費を頂きます。)
2021年1月よりオンラインレッスンにも対応することとなりました。
全国どこからでもお問い合わせくださいませ。
ABEMA

ベースレッスン(一般的なの)まとめ

ベースレッスンの各記事へのリンクをまとめてみました。
更新次第こちらへ追記しています。
・前書き的なやつ
レッスン内容色々
ベースを始めるときに最初に買うもの
10の練習中に意識した方がよいこと


・おすすめ教則本シリーズ
おすすめの教則本【テクニカル系】
おすすめの教則本【理論系】
ラテンベースの教則本
ラテンベースの教則本その2「Timbaとか最近の物」
ブラジル音楽の日本で入手できるベースの教則本指板の把握
ベースレッスン【指板の把握 その1】
ベースレッスン【指板の把握 その2】
ベースレッスン【メジャースケールの練習色々】


・インターバルトレーニング
ベースレッスン【インターバルトレーニング2度】
ベースレッスン【インターバルトレーニング3度】
ベースレッスン【インターバルトレーニング4度】
ベースレッスン【インターバルトレーニング5度】
ベースレッスン【インターバルトレーニング6度】
ベースレッスン【インターバルトレーニング7度】
ベースレッスン【8度またはオクターブ(OCTAVE)のインターバル】
ベースレッスン【転回音程(Inverting Intervals)】

・コード(Chord)〜トライアド(Triad)〜
ベースレッスン【メジャー・トライアド(Major Triad)】
ベースレッスン【メジャートライアド(Major Triad)を12KEYで弾いてみる】
ベースレッスン【マイナー・トライアド(minor Triad)】
ベースレッスン【マイナー・トライアド(minor Triad)を12KEYで弾いてみる】
ベースレッスン【ディミニッシュド・トライアド(Diminished Triad)】
ベースレッスン【ディミニッシュド・ライアド(Dimidhed Triad)を12KEYで弾いてみる】
ベースレッスン【オーギュメンティッド・トライアド(Augmented Triad)】
ベースレッスン【オーグメンティッド・トライアド(Augmented Triad)を12KEYで弾いてみる】
ベースレッスン【メジャー・トライアドの転回形】
ベースレッスン【マイナー・トライアドの転回形】

・スケール(Scale)
ベースレッスン【メジャースケール2OCTAVEを12KEYで弾いてみる】

・テクニック系
ドッツァウアー:113の練習曲より第3番 アレグロ
オルタネイトピッキングの練習〜どっちの指から弾き始めるか問題
Igor’s Practice(James Jamerson’s Chromatic Approach Exercise )
ABEMA

ベースレッスン「インターバルトレーニング6度」

前回に引き続きインターバルのトレーニングをやっていきます。
今回は6度のインターバルです。

短6度(minor 6th) or 増5度(augumented 5th)

基準となる音から半音8つ上の音となるのが短6度 or 増5度の音程です。
指板上でいうと…
同じ弦の8フレット上方
または
隣接する高い方の弦の3フレット上方
1弦挟んで高い方の弦の2フレット下方
に短6度 or 増5度の音程はあります。
短6度(minor 6th)/増5度(augumented 5th)フィンガーボード表
基準の音を青い◯
それに対しての短6度 or 増5度の音程をオレンジの□で示しています。
各位置関係を把握してください。

長6度(Major 6th)

基準となる音から半音9つ上の音となるのが長6度の音程です。
指板上でいうと…
同じ弦の9フレット上方
または
隣接する高い方の弦の4フレット上方
1弦挟んで高い方の弦の1フレット下方
に長6度の音程はあります。
長6度(Major 6th)フィンガーボード表
基準の音を青い◯
それに対しての長6度の音程をオレンジの□で示しています。
各位置関係を把握してください。

6度のインターバルを用いてメジャースケールの練習

6度のインターバルを用いてメジャースケールの練習です。
EとC間、AとF間、BとG間のインターバルが短6度。
他は長6度のインターバルとなっています。

このインターバルでのエクササイズもできる人は移調して12keyで弾いていきましょう。
他と同じく、その時移調したものを譜面には書き起こさないでやってくださいませ〜。
という感じで、今回は6度のインターバルの練習をしてきました。
次で1オクターブ内のインターバルは最後。
7度のインターバルを紹介していきたいと思います。
ABEMA

ベースレッスン「インターバルトレーニング4度」

前回に引き続きインターバルのトレーニングをやっていきます。
今回は4度のインターバルです。

完全4度(Perfect 4th)

基準となる音から半音5つ上の音となるのが完全4度の音程です。
指板上でいうと…
同じ弦の5フレット上方
または
隣接する高い方の弦の同フレット
に完全4度の音程はあります。
完全4度(Perfect 4th)フィンガーボード表
基準の音を青い◯
それに対しての完全4度の音程をオレンジの□で示しています。
各位置関係を把握してください。

増4度(Augument 4th) または 減5度(Diminished 5th)

基準となる音から半音6つ上の音となるのが
増4度または減5度の音程です。
指板上でいうと…
同じ弦の6フレット上方
または
隣接する高い方の弦の1フレット下方
増4度または減5度の音程はあります。
増4度(Augument 4th)/減5度(Diminished 5th)フィンガーボード表
基準の音を青い◯
それに対しての増4度または減5度の音程をオレンジの□で示しています。
各位置関係を把握してください。

4度のインターバルを用いてメジャースケールの練習

4度のインターバルを用いてメジャースケールの練習です。
基本的には完全4度のインターバルになっていますが、
FとC間のインターバルのみ増4度となっていますので注意してください。
同弦異フレットでの運指がほとんどですので、運指、ピッキングの難易度は高いです。
3連での4度インターバルです。
ピッキングが難しいです。
4度を2回積んだ形になっています。
これもピッキングと運指が難しいです。
4度を3回積んだ形になっています。
先程のより更に難しいです。
このインターバルでのエクササイズもできる人は移調して12keyで弾いていきましょう。
他と同じく、その時移調したものを譜面には書き起こさないでやってくださいませ〜。
という感じで、今回は4度のインターバルの練習をしてきました。
 次は順番で5度のインターバルを紹介していきたいと思います。
ABEMA

ベースレッスン「インターバルトレーニング3度」

前回に引き続きインターバルのトレーニングをやっていきます。
今回は3度のインターバルです。

短3度(minor 3rd)

基準となる音から半音3つ上の音となるのが短3度の音程です。
指板上でいうと…
同じ弦の3フレット上方
または
隣接する高い方の弦の2フレット下方
に短3度の音程はあります。
短3度(minor 3nd)フィンガーボード表
基準の音を青い◯
それに対しての短3度の音程をオレンジの□で示しています。
各位置関係を把握してください。

長3度(Major 3rd)

基準となる音から半音4つ上の音となるのが長3度の音程です。
指板上でいうと…
同じ弦の4フレット上方
または
隣接する高い方の弦の1フレット下方
に長3度の音程はあります。
長3度(Major 3nd)フィンガーボード表
これも基準の音を青い◯
それに対しての長3度の音程をオレンジの□で示しています。
各位置関係を把握してください。

3度のインターバルを用いてメジャースケールの練習

3度のインターバルを用いてメジャースケールの練習です。
もう一つ3度のインターバルを用いてメジャースケールの練習です。
これは3度ずつのインターバルを2つ続けて弾いています。
ということは、これでいうとkey=Cのダイアトニックコードのトライアドを弾いていっていることになります。
余裕がある人は、何のコードを弾いているのかも意識しながら弾いていってください。

このインターバルでのエクササイズもできる人は移調して12keyで弾いていきましょう。
その時、移調したものを譜面には書き起こさないでやってくださいませ〜。
という感じで、今回は3度のインターバルの練習をしてきました。
次は順番で4度のインターバルを紹介していきたいと思います。
ABEMA

ラテンベース入門 「Danzónのベース その1」