第二弾はラテンというよりは、ラテンというよりはジャズのベーシストとして有名なのかもしれません。
しかし、彼こそ最初のラテンジャズベーシストと言えるベーシストAl McKibbon(アル・マッキボン)です。
ジャズプレイヤーとしての紹介は他で色々されていると思いますのでここでは全然触れずにいきますwww
Al McKibbon(アル・マッキボン)のプロフィール
イリノイ州シカゴ生まれ(1919年1月1日-2005年7月29日)
Al McKibbon(アル・マッキボン)は、最初のラテンジャズベーシストと見なされています。
1947年から49年にかけてDizzyGillespieのバンドのRay Brownの後釜にとして加入しました。
Bebopムーブメントの始まりの中心において、大きな存在感、演奏クオリティ、力強いサウンドを奏でたベーシストでした。
出演および録音:
Coleman Hawkins、Johnny Hedges、Count Basie、Sarah Vaughan、Thelonius Monk、Geroge Shearin、Cal Tjader、The Jazz Crusader、MilesDavisなど。 その後、ロサンゼルスに移住し、Carol Burneo、Dean Martin、Bob HopeによるNBCオーケストラの演奏ショーに参加。
「バットマン」、「オールドカップル」、「ガンスモーク」、「グリーンエーカー」などのテレビシリーズのサウンドトラックの録音に参加しました。
Al McKibbonの参加する名盤
Dizzy Gillespie “The Complete RCA Recordings “
Cal Tjader “Black Orchid “
Mongo Santamaría “Afro Roots “
Miles Davis / Birth of the Cool
Al McKibbon”Black Orchid”
リーダーアルバムはガッツリラテンジャズです。
この他にも"Tumbao Para Los Congueros De Mi Vida"というアルバムもリリースしています。
いずれも素晴らしいラテンジャズ作品です。
特徴的なベースライン
“Manteca”
Dizzy Gillespieの代表的なラテン作品です。
イントロ冒頭のAl McKibbonのこのベースラインだけでラテンなグルーヴ満載ですね。
“Guajira at the Black Hawk”
Cal Tjaderは多くのラテンジャズ作品をリリースしていますが、Al McKibbonもたくさん参加しています。
その中から曲のモチーフにもなっているGuajiraのベースラインをピックアップしみました。
“Afro Blue”
はい、そこのジャズメン!
ジョン・コルトレーンの曲とか思っちゃってませんか?
Mongo Santamariaの曲ですよ。
Afro 6/8のこの曲でのAl McKibbonのベースラインは非常に特徴的ですね。
ということで、ラテンベーシストのマエストロの紹介記事の第二弾はAl McKibbonでした。
引き続き他のプレイヤーも取り上げていきたいと思います。
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