ラテンベース入門 その16 「6/8のクラーベについて その1」

クラーベについては以前の記事で簡単に一通り解説しましたが、この記事からは6/8のクラーベについて解説していきます。
これは6/8のベルのパターンと同じもので、ベンベ・クラーベ(Bembe Calve)とも呼ばれます。

まずは記譜方法や他のクラーベとの関係性について書いていきます。


記譜について
このクラーベは6/8の拍子記号、6/4拍子、12/8拍子、3/4拍子、4/4拍子いずれでも書かれることがあります。

   



6/8拍子のクラーベに合わせながら、様々な拍子記号でパルスに合わせて足を踏む練習をしましょう。
記譜上は違いがありますがいずれも同じリズム&パルスのものです。
 他のクラーベともパルスは共通
4/4拍子、6/8拍子いずれのビートでも同じようにパルスを感じるというのがラテン音楽で最も重要な概念の一つとなります。




上記のクラーベはそれぞれ同じパルスを感じながら演奏していることになります。
ソンクラーべとルンバクラーベのパルスの2分音符と、
6/8クラーベのパルスの付点4分音符は同じ固定されたパルスとなっている訳です。

これを利用して6/8拍子と4/4拍子で行き来するようなアレンジ、フレージングも沢山あります。

6/8Afroのグルーヴで前半は演奏していますが、
3:34で3-2Rumba Claveでのキメをきっかけに4/4拍子へと変化しています。
記譜上は拍子が変化していますが、パルスとテンポは6/8の部分と4/4の部分でもあくまで同じまま演奏しています。
動画の3:13〜4/4になって少しまでのベース譜とパルスを記譜してみました。


PDF:Footprints_3_13〜

このように6/8拍子と4/4拍子で行き来したりすることはしばしあります。
また6/8拍子と4/4拍子がポリリズム的に混在することもよくあります。
ラテン音楽を演奏する上では、6/8拍子と4/4拍子をいつでもスイッチできて、いつでも同時に感じていることがキモとなります。

という感じで簡単に6/8拍子の記譜方法、他のクラーベとの関係性について書いてきました。
この後ももう少し6/8クラーベの成り立ちなどを紹介してから6/8拍子のベースラインについて書いていきたいと思います。
結構テーマが大きい部分なのでどこまでどう書くか悩みますね〜。

 



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